強みとするチャレンジ精神で、地域医療に貢献!

強みとするチャレンジ精神で、地域医療に貢献!

大手調剤チェーンに入社し、薬剤師としてのキャリアをスタート。異例のスピードで管理薬剤師へと昇進し、吉田氏の強みとするチャレンジ精神で、新たな挑戦の一歩を踏み出す。今後のビジョンや在宅薬剤師のやりがいについて本音を聞いてみた。

プロフィール
出身地:埼玉県
大学:明治薬科大学
大学での研究内容:解剖学から見た薬理学的アプローチ
部活、サークル:サッカー
現職:ブレイブ薬局 川口店
前職:クオール薬局 管理薬剤師

これまでのキャリア


薬学部卒業後、クオール薬局で薬剤師としてキャリアをスタート。大手コンビニと併設している薬局にて薬剤業務に従事。他の薬局店舗との差別化や往診等の取り組みが本社からも評価され、入社3年目で管理薬剤師に昇格。大手薬局での経験を活かしつつ新たな領域でのチャレンジの場を求め、ブレイブ薬局に参画。

薬剤師になろうと思った理由、背景を教えてください

お恥ずかしい話、家の近くに明治薬科大学があり、昔から親近感があったため、推薦で受けてみようと思ったことがキッカケですね。凄くあっさりしている理由になってしまいますが、小さい頃から始めたサッカーに小、中、高と夢中だったこともあり、当時あまり将来のことを考えられなかったからです。

当時を振り返るともう少し考えてみてもよかったと思うのですが、自分の性格上一つの物事が決まると、猪突猛進で前に進んでいく性格なので。ただ今の仕事は大変充実していますし、当時特に考えずに薬科大学を受けて良かったと思っています。

薬剤師としてどのような仕事をしているのか?


今は外来調剤と、在宅・施設への往診同行という大きく2つの仕事に携わっております。

外来の調剤では、隣接しているクリニックや提携している病院から処方箋をもらった患者さんがお見えになり、その処方箋を基に確認、必要に応じて疑義紹介→調剤→投薬という流れで業務を行っています。直接患者さんと触れる機会も多く、私の服薬指導をしっかり患者さんが守ってくださり、元気になられる姿を見れることがやりがいだと感じられる瞬間です。

往診同行は患者さんを診ているDrから、薬剤についての質問があった場合にその場で回答し、Drの薬剤選択の提案をする立場で仕事に携わります。外来調剤のお仕事と比べると、より自分が患者さんへの治療に対して間接的に介在する機会が多いような印象です。

外来の薬局の場合だと、Drからの処方箋に対して調剤、もしくは疑義紹介という形で携わる、いわばDrからのトップダウンという印象が強いですが、往診の場合は、もう少し患者さん個々で最適な薬剤選択を考える仕事になるので、医療貢献の実感がより強く感じるケースの方が大きい印象を受けます。

お仕事ではどのようなことを意識しているのか?

調剤の場合は、スピードと正確さを意識しています。外来で訪れる患者さんも容態が悪いなかで調剤が終わるまで待機していただくことになるので、スピードと正確さを常に意識して取り組むようにしています。

一方で往診の場合だと看護師さんとDrとの密なコミュニケーションを意識しています。他業種間の知識やノウハウもばらばらな状態で、目の前の患者さんのベストな状態を実現するためには、それぞれのバックボーンが異なる業種で言わば『ノウハウのシナジー』が質の高い医療サービスにつながると考えています。その環境で薬剤師としてバリューを発揮しようとしたときに正確な薬剤情報のインプットを行えるように意識しています。

Drとの往診同行の場合、Drから薬剤師に求められることが多様になります。例えば腎機能の悪いてんかん既往の患者さんがいらっしゃる場合に、どのてんかん薬がベストなのか?と聞かれる場合があるとします。もちろん主作用のところは押さえなければなりませんが、腎機能が悪い患者に最適な抗てんかん薬をその場でDrに情報共有できるようにならなければなりません。Drとの往診ができる貴重な機会なので、1度の往診の質を限りなく上げていくということが、在宅薬剤師にとって求められる能力になると考えています。

在宅薬剤師業務に携わるようになった経緯を教えてください


前職のときに上司から突然、往診同行業務についてもやってもらうよう指示を頂いたという経緯になります。大手調剤薬局ではここ最近になって薬剤師による往診業務が増えてきています。その背景は日本の少子高齢化と医療財源の最適化があり、薬局の生き残りをかけた一つの選択肢として薬剤師による往診同行が浸透してきているからです。

最初は薬剤師として入社した当初は調剤での業務がメインで往診のイメージが湧かなかったのですが、実際にDrや看護師さんといった異業種と触れることで、学べる領域が広がり、また医療人としての成長を実感できるようになりました。自分にとっては前職で往診業務に携われてよかったと思っていますし、また現職のブレイブ薬局でも前職の経験を活かし、在宅薬剤師としてのモデルを体制化していくことにも活かされていると感じます。

在宅薬剤師のやりがい

個人宅、施設に往診した際に、患者さんからよくなったとフィードバックをもらえることと、Drからも薬剤選択がよかったと、言ってもらえる時に大きなやりがいを感じれる瞬間です。自分の薬剤知識のインプットを怠ることなく、往診時で直面するあらゆるケースの患者さんの状態を想定して勉強をしているので、自分の努力で患者さんが抱える不安や悩みを解決できていると思うと、薬剤師として働くことができてよかったとつくづく思います。

在宅薬剤師で大変なこと

時間管理の難しさがあると思います。個人宅で急遽患者さんから薬の要望が入った際に、薬局内で他の作業に追われていることもしばしばで、なかなか個人宅からの要望に応えらないことがあります。とは言え、薬局内と個人宅の双方患者さんに薬を届けなければならないので、業務の効率化を考えた運営ができるよう取り組んでいます。

今後の目標


現職のブレイブ薬局で自分の価値を生み出し、自己成長をしながら、代表の西が描いている構想の実現が目標です。個人的な考えになりますが、これからの薬剤師の存在意義がこれまでよりもシビアになってくるように感じています。

日本が直面している少子高齢化や、医療財源の課題はいままさに薬剤師としての在り方が問われていることに直結していると思います。地域医療と日本全体の医療を考える際に一人の薬剤師として、必要とされる薬剤師になるためにまずは個人が成長しなければならないですし、薬剤師のプレイヤーという立場だけではなく、世の中の状況やトレンドをしっかりキャッチアップし、薬局業を経営する側にたって考えられるように成長したいと思っています。

そうした個人の成長が事業の成長、企業の成長の一翼を担うことができればと考えています。

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